杉浦伝宗 - 狭小住宅ソロモン流ちっちゃな家建築家
狭小住宅の巨匠杉浦伝宗さん(建築家)がソロモン流に登場
<建築家:杉浦伝宗さん>
杉浦伝宗さん(60歳)は東京都青山にあるアーツ&クラフツ建築研究所の建築家で、
狭小住宅を専門的にやっているとは言っていなかった気がしますが、
狭小住宅の巨匠と呼ばれる存在だということです。
杉浦伝宗さんは118軒もの
狭小住宅に関わって来たということですが、費用は平均で2600万円ほどだそうです(土地の料金は含んでいません)。
<ちっちゃな家と空間三原則>
杉浦伝宗さんが手がける多くの物件は
狭小住宅ですが、杉浦伝宗さん自身は
狭小住宅という呼び方が好きじゃないようで、
狭小住宅と呼ぶ代わりに「ちっちゃな家」と呼んで、実際に役所などに提出する書類にも「ちっちゃな家」と書かれてありました。
杉浦伝宗さんがこだわるのは住みやすさ。
エキスパンドメタルや格子を上手に利用して細かいところの配慮も忘れません。
ちっちゃな家の三原則:
1、透けること
2、兼ねること
3、抜けること
<杉浦伝宗さんのプロフィール>
杉浦伝宗さんは現在、神奈川県川崎市に住んでいるようですが、生まれは愛知県の半田市というところ(1952年)。
今でも部屋の壁には工具がたくさんかかっているように小さな頃から大工さんになるのがゆめだったそうです。
建築設計事務所に22歳のときに入社し、いろいろな案件に携わってきた杉浦伝宗さんは30代で独立し、現在の会社を設立したということです。
はじめての
狭小住宅は40代のとき。
9坪のちっちゃな家を作ったそうです。